ご利用案内
本を借りる場合は、『図書室利用者カード』が必要です。
『図書室利用者カード』を作るための登録申請書は、本人の申請が原則です。
カウンターにてお申し込みください。住所、氏名、生年月日等が確認できるもの(保険証・免許証・学生証等)を提示してください。
利用時間 | 8:30~19:00 |
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休室日 | 文化会館の休館日 |
貸出期間 | 14日間 |
貸出冊数 | 5冊まで |
当図書室は、複合施設の中にございますので、催し物の開催状況によりましては音の漏れ聞こえる環境になることもあります。
また、学習専用ではございませんのでご留意のうえ、図書室をご利用ください。
図書室からのお知らせ
図書室からの新着のお知らせはこちらにてご確認ください。
新刊案内
5月分 新刊6冊をご紹介いたします。
- 内容は、新刊本の帯に書かれている内容を引用しております。
- 27000冊ガーデン/大崎梢 著
- 「死ね、クソババア!」と言った息子が55歳になって帰ってきました/保坂祐希 著
- はるか、ブレーメン/重松清 著
- 魔女の原罪/五十嵐律人 著
- ペニー・レイン/小路幸也 著
- 街とその不確かな壁/村上春樹 著
27000冊ガーデン/大崎梢 著
舞台は県立高校の図書館。学校司書と書店員のふたりが本にまつわる謎を解き明かす―。
星川駒子は県立高校の図書館に勤める学校司書だ。
ある日、カウンターに置いた「本について 相談したいことがあったら なんでも声をかけてね」というプレートを見た男子生徒から、転落死体が発見された場所に本を落としてきてしまったと相談を受けた。駒子は出入りの書店員・針谷敬斗と共に生徒が巻き込まれた事件の解決に一役買う。そんなふたりのもとには、図書館や本にまつわる謎が次々と持ち込まれる⁉
いつかこの本が、あなたの力にきっとなる。
学校司書と書店員のコンビが謎を説く!本への愛に満ちた図書館ミステリー!

「死ね、クソババア!」と言った息子が55歳になって帰ってきました/保坂祐希 著
息子(55歳)「俺、離婚することにしたから。今日からここに住むわ」
母(75歳)「ええっ⁈離婚⁈」
75歳、両親が遺した鎌倉の家に1人暮しの晴恵。
一人息子の達彦は、大学進学をめぐる意見の食い違いから「死ね、クソババア!」と捨て台詞を残して以来、ほとんど音信不通。
終活を意識し始めた晴恵の元に、55歳になった達彦が突然非の打ちどころのない嫁を捨てて帰ってきた!
母と息子のドタバタ、高齢者のあるある、そして最後はほろりと泣ける、すべての親子に贈る物語。
後期高齢母と初老の息子。突然始まった二人暮らし、そして二人旅。
果たしてその行く末は?笑いと涙のハイエイジ・エンターテインメント!

はるか、ブレーメン/重松清 著
小川遥香16歳。3歳で母に捨てられた彼女は、育ての親である祖母もなくし、正真正銘のひとりぼっちだ。そんな彼女が出会ったのが走馬灯を描く旅をアテンドする〈ブレーメン・ツアーズ〉。遥香はお調子者の幼なじみ、ナンユウとともにその仕事を手伝うことに。認知症を患った老婦人が、息子に絶対に言えなかった秘密。ナンユウの父が秘めていた、早世した息子への思い。さまざまな思い出を見た彼女は、人の記憶の奥深さを知る。そんな折、自分を捨てた母から「会いたい」と連絡が来るのだが…。
わたしを捨てた”お母さん”の走馬灯には、何が映っているのだろう。
人生の思い出をめぐる、謎めいた旅行会社に誘われた」16歳の少女の初夏の物語。

魔女の原罪/五十嵐律人 著
変死事件で暴かれていく町の秘密
法律が絶対の学校生活、魔女の影に怯える大人、血を抜き取られた変死体。
一連の事件の真相と共に、街に隠された秘密が浮かび上がる。
僕(宏哉)と杏梨は、週に3回、人工透析治療を受けなければならない。そうしないと生命を維持できないからだ。ベッドを並べて透析を受ける時間は暇で、ぼくらは学校の噂話をして時間を潰す。
僕らの通う鏡沢高校には校則がない。ただし、校内のいたるところには監視カメラが設置されている。
髪色も服装も自由だし、すべてが個人の自由だけれども、〝法律〟だけは犯してはいけないのだ。
一見奇妙に見えるかもしれないが、僕らにとってはいたって普通のことだ。しかし、ある変死事件をきっかけに、鏡沢高校、そして僕らが住む街の秘密が暴かれていく――。
『法廷遊戯』が映画化され注目を集める現役弁護士作家の特殊設定リーガルミステリー。

ペニー・レイン/小路幸也 著
人が人を呼ぶ、この下町の温かな人情物語……!
銭湯、豆腐屋さん、花屋さん、和菓子屋さん、染め小物店……シリーズの中で語られてこなかったご近所とそこに暮らす人々にスポットライトがあたる、下町ラブ&ピース小説。
堀田家の絆はますます深まり心が暖かくなってくる、大人気シリーズ第18弾!
堀田家の暮らす下町に〈日英テレビ〉のロケ隊がやってくる!? そして迎える、“大引っ越し大会”。そんな慌ただしい日々に飛び込んでくるのは、かつて閉店したお店の謎や、突然の放火疑惑、思いがけない人生の悩みに、大事な家族のメンバーとの別れ……。巡る時代を共にしてきたご近所の仲間たちと、改めて「LOVE」を分かち合う。

街とその不確かな壁/村上春樹 著
その街に行かなくてはならない。なにがあろうと−。
〈古い夢〉が書庫の奥でひもとかれ、呼び覚まされるように、封印された“物語”が深く静かに動きだす。魂に刻み込まれる村上春樹、6年ぶりの最新長編1200枚、待望の刊行!
十七歳と十六歳の夏の夕暮れ……川面を風が静かに吹き抜けていく。彼女の細い指は、私の指に何かをこっそり語りかける。何か大事な、言葉にはできないことを。高い壁と望楼、図書館の暗闇、古い夢、そしてきみの面影。自分の居場所はいったいどこにあるのだろう。村上春樹が封印してきた「物語」の扉が、いま開かれる。
